アスファルトゴムコーチング16L缶

【用途:アスファルト防水工事】 業務用

種類:ゴムアスファルト系シール材
  (色:黒色,性状:ペースト状(パテ状))

  • 防水層の張り仕舞い
  • 呼び樋、ルーフドレイン、ベンチレーター埋め込みボルト等と屋根面との取り合い部
  • パラペット及び塔屋等立ち上がり部分の防水層端末部のシール

アスファルトゴムコーチングは防水性と弾力性の有る改質アスファルト(ゴムアスファルト)を基材とし、改質補強用の樹脂、無機体質顔料、繊維質等を加え更に石油系油剤にてペースト状としたアスファルト防水工事用の常温施工用防水材(ゴムアス系シール材)です。コーキングガン、コテ、ヘラで施工します。アスファルトルーフィング・セメント・金属部等に使用可能です。※施工箇所や状況により下地をアスファルトプライマーで処理(施工)する必要があります。

 ゴムアスファルト系シール材で最も軽い!

運搬作業のストレスが軽減されます!

一般的なゴムアスファルト系シーリング材の比重は約1.3~1.5程度(当社調べ)ですが弊社のアスファルトゴムコーチングは比重約1.0です。同じ容量16Lだと一缶あたり約4.8~8.0㎏軽くなります。

弊社品   16L入り(約16㎏)(比重約1.0)    正味重量    約16㎏ / 缶
一般品 16L入りとした場合※(比重約1.3~1.5)  正味重量 約20.8~24㎏ / 缶
※一般品の入り目(容量)は各メーカーによって異なります。16L入っていない場合上記の差はでません。

ということは・・・

同じ重量16㎏であれば一般的なゴムアスファルト系シール材と比べ弊社品では約1.3~1.5倍の長さが施工可能です。
楽に運べて作業ストレス軽減、コストも削減できます。

 品 質
試験項目試験方法成 績
容器の中での状態JIS K 5600-1-1 4.1.2(b)塊がなく一様である
加 熱 残 分JIS K 5601-1-270%以上
耐 熱 試 験0.24㎜厚,60℃,垂直発泡及び6㎜以上のだれ、ズレがない
折り曲げ試験-5℃,25㎜φ,180°クラック及びパネルからの剥離がない
 JASS8 アスファルト防水工事用シール材の品質による
 梱包仕様(荷姿)

 特性及びご注意点等

【特 性】

  • 有機溶剤乾燥硬化型(油性)のコーキング材です。完全に乾燥すると約24~28%程体積が減少(目減り)します。また表面から徐々に乾燥して硬化していきます。内部まで完全に乾燥するまでには時間が掛かります。
  • 有機溶剤が含まれているので火気厳禁です。屋外用です。
  • 美観性が求められる場所で露出させての使用は避けてください。また直接歩行する場所へは使用しないで下さい。
  • 露出させて使用し直射日光があたる場合、チョーキングし表面の色が変わります。また表面にシワなどが発生する場合がります。どちらも製品の品質上の問題では有りませんが美観性が損なわれます。また直射日光の影響で劣化速度が早くなります。必要に応じて対策を講じて下さい。(保護塗装する場合は下記【塗装について】をご参照下さい)
  • シリコンやウレタン等他のシーリング材やコーキング材に比べ高粘度です。
  • 温度変化により粘度が大きく変化しますので季節ごとに粘度調整して製造しています。

【塗装について】

  • 本製品はその主成分がゴムアスファルト(アスファルト)でまた乾燥に時間が掛かかります。その為、塗装するには不向きです。(美観性のみを目的とした着色は避けてください。)
  • 油性塗料は使用しないで下さい。
  • 露出部分に使用し塗装が必要な場合、アスファルトへ塗装可能な塗料(水性塗料)をご使用ください。本製品をよく乾燥させてから塗装してください。
  • 乾燥が不十分な状態で塗装した場合、塗料が硬化した後に本製品の体積が減少しますので塗料の塗膜にシワ、はがれ、ブリード等の不具合が起こりやすくなります。特に厚塗りした部分への塗装は注意が必要です。
  • 水性塗料を塗装した場合、本製品への悪影響は有りません。

【乾燥時間について】

  • 指触乾燥(指で軽く触れた時に付着してこない状態)は25℃で40分以内です。(気温と湿度によって時間は変わります)
  • 内部まで完全に乾燥する時間の目安としてモルタルの溝(打ち幅:10㎜×10㎜)に施工した場合、夏季:2~3ヶ月以上、冬季:6ヵ月以上と長期間を要します。※施工箇所や材質、打ち幅、気候によって変化しますので目安としてお考え下さい。

【その他注意点】

  • 施工後に本製品が膨れるなど下地からの影響で不具合が起こる場合、また密着性を高めたい場合はアスファルト防水工事用のアスファルトプライマーで下地を処理してから施工して下さい。
  • セメントやモルタル等に施工する場合、残留水分などの蒸発等による下地からの影響で施工後に膨れる場合が有ります。アスファルト防水工事用のアスファルトプライマーで下地を処理してから施工して下さい。
  • 用具の洗浄には塗料用シンナーを使用してください。
  • アスファルト防水以外の防水工法に使用しないで下さい。
  • 説明書及びSDSをよく読んでからご使用下さい。
 カタログ説明書等 

【カタログ説明書】 
必ずよく読んでからご使用ください

【コーチング施工可能な長さについて】 
下記のファイルより詳細をご覧いただけます。